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人工関節、人工膝関節の「再置換術」とは

答え
変形した股関節、膝関節に対して人工関節を使用して関節を置換する最初の手術が人工関節置換術です。しかし、これはあくまでも人工物であり、永久に使用できるものではありません。どんな優秀な機械、車、ご自宅の電気製品などで10年以上使用していれば、不具合が出て修理が必要になり、買い換えないといけない場合があるものです。いわゆる日ごろのメンテナンスが必要になります。このメンテナンスには、
1．
筋力をしっかりつけて人工関節そのものにかかる負担を少なくすること
2．
万歩計を使用して自分の活動性と歩数をチェックしておくこと

などの方法があります。金属疲労による破壊、あるいは関節の動く部分が“磨耗”といって、すりへってくることもあります。これが大きくなったり、強くなったりすると新しい人工関節と取り替えなければならないことがあります。これを“人工関節再置換術”といいます。

人工関節の最大の利点であり、ゆるんだときの弱点であるのは痛みが少ないということです。すなわち、人工関節部品に多少の不具合が生じたとしても、痛みが少なく、そのために手術を行ってくれた先生のところへ通うのがついつい“おっくう”になりがちです。これは絶対に避けなければなりません。人工関節手術後に、たとえ5年、10年と経過しても必ず半年、１年に一回は主治医の先生のところで不具合の有無をレントゲン撮影することで確認しなければなりません。
これを怠ると、ゆるみが強くなり、変形も進行しすべてのパーツを取り替えることになり、とても大きな手術が必要になります。今のところ痛みは少ないし、手術はもうたくさんだと考えられる患者さんもいらっしゃるかと思いますが、不具合が小さいうちに必要最小限の手術を受けることによって最初に行った人工関節を長持ちさせることが可能となるわけです。大きな“人工関節再置換術”を避けるためにも、定期的に診察に通うことがとても重要です。


人工関節、人工膝関節の「再置換術」とは答え変形した股関節、膝関節に対して人工関節を使用して関節を置換する最初の手術が人工関節置換術です。しかし、これはあくまでも人工物であり、永久に使用できるものではありません。どんな優秀な機械、車、ご自宅の電気製品などで10年以上使用していれば、不具合が出て修理が必要になり、買い換えないといけない場合があるものです。いわゆる日ごろのメンテナンスが必要になります。このメンテナンスには、 1．筋力をしっかりつけて人工関節そのものにかかる負担を少なくすること 2．万歩計を使用して自分の活動性と歩数をチェックしておくことなどの方法があります。金属疲労による破壊、あるいは関節の動く部分が“磨耗”といって、すりへってくることもあります。これが大きくなったり、強くなったりすると新しい人工関節と取り替えなければならないことがあります。これを“人工関節再置換術”といいます。人工関節の最大の利点であり、ゆるんだときの弱点であるのは痛みが少ないということです。すなわち、人工関節部品に多少の不具合が生じたとしても、痛みが少なく、そのために手術を行ってくれた先生のところへ通うのがついつい“おっくう”になりがちです。これは絶対に避けなければなりません。人工関節手術後に、たとえ5年、10年と経過しても必ず半年、１年に一回は主治医の先生のところで不具合の有無をレントゲン撮影することで確認しなければなりません。これを怠ると、ゆるみが強くなり、変形も進行しすべてのパーツを取り替えることになり、とても大きな手術が必要になります。今のところ痛みは少ないし、手術はもうたくさんだと考えられる患者さんもいらっしゃるかと思いますが、不具合が小さいうちに必要最小限の手術を受けることによって最初に行った人工関節を長持ちさせることが可能となるわけです。大きな“人工関節再置換術”を避けるためにも、定期的に診察に通うことがとても重要です。		What is revision surgery of the artificial hip and knee joints? The joint replacement surgery is to treat the deformed hip or knee with use of the artificial joint. There is the life span of the artificial joint just like other machines, cars, and house appliances. Even if these products are well designed, you may need to repair or replace with a new one after 10 years of usage. In other words, the patient needs to make efforts on a daily-basis as maintenance. For the artificial joint, the patient is expected: 1. To strengthen the muscles to reduce the loading onto the artificial joint 2. To monitor the activities and count how many steps are taken with a pedometer The above-mentioned are a few examples. Some patients experience ﾒwearﾓ at the mobile parts of the artificial joint or the breakage of the artificial joint due to the metal fatigue. When the wear progress too seriously, the implanted artificial joint needs to be replaced with a new one. Because the implanted joint is revised, it is called a ﾒrevision surgery of joint replacement.ﾓ The most beneficial point of the joint replacement surgery is less pain than other treatment. This advantage could turn into disadvantage when the artificial joint becomes loose. Because the pain is not bad enough, the patient tends to hesitate to visit the surgeon who performed the implantation. This is exactly the situation the patient must avoid. After the joint surgery, the patient needs to visit the surgeon for check-up and radiographic evaluation once or twice a year even if the implanted joint feels fine for 5 years or 10 years. During these visits, the malfunction or loosening can be detected if any occurs. Neglecting these periodical visits may result in a serious surgery where all parts of the artificial joint need to be replaced. We are aware that some patients do not feel it necessary to receive the second surgery (revision surgery) because the pain is not yet serious. However, the earlier we detect any malfunction of the implanted joint and treat it with the minimal revision surgery just to fix the damaged part, the longer we can make the implanted joint last. In order to prevent the serious revision surgery, we emphasize an importance of the periodical visits after the surgery.